第67期王将戦挑戦者決定リーグ戦
ライバル対決という感じでしょうか。
ここからの三手、驚きました（５段）
正解は▲５五歩！△同銀▲４五歩（下図）
先手からこういう開戦の仕方があるのですね。
これに対する後手の３手も当たりません（プロレベル）
正解は△４三銀▲４四歩△５四銀！
驚愕の三手です。なぜ、４四の歩をとらないのか・・・４四の歩は飛車でとる構想なんですかね・・・
さて下図。ここからの三手も浮かびません（糸谷レベル）
正解は△３五金！▲２三飛車成△２二飛車！
竜を作らせてぶつける！
とんでもない手です。
ただ、先手の凝り形を見ると理屈にはかなっているのかも。
次の一手、どう指したでしょうか。
正解は、▲７三飛車。
不思議なところに打ったものです。
ただ、先手の方針は、とにかく左をほぐして、相入玉形にもっていきたいということなのでしょう。しかし糸谷八段はそれを許しませんでした。
投了図
糸谷八段が、絶好調の豊島八段を圧倒しました。
まさに怪物です。
